2007年9月3日
まだまだ続く『団塊探偵団』

 2007年1月にスタートした神奈川新聞の連載『団塊探偵団』は、8月19日の「地域に根を張る女性たち」で33回を数える。そのうち2回は編集長座談会。3人の市民編集長(野口稔さん、木谷正道さんと片桐)は、3週間に1回のペースで、それぞれの地域・分野で活躍する人や活動を紹介してきた。

 いつの間にか季節はめぐった。統一地方選挙、中越沖地震の発生、柏崎原発の信頼性は揺らぎ、参議院選挙の自民党の歴史的敗北と政治の不信。危機管理の危うさは、日本列島を覆いつくしている感がある。62年目の敗戦記念日、佐賀北高校の甲子園優勝、17年ぶりの電力逼迫による企業への協力要請、いま日本列島は厳しい残暑に見舞われている。地に足をつけて、想像力を豊かに、これからの日本のあり方と進む道を深く考えたいと思う。

 この辺で中間報告をしたい。私がこれまで記事にした10回分と、野口さんが書いてくれた私の記事をここで紹介したいと思う。「団塊探偵団」はまだまだ続く。



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@2007年1月14日 野口稔さん
「もめ事で目覚め―地域創造の先頭を走る」
A2007年1月21日 片桐務
「地域再生へ多彩な活動
    ―不屈の精神で行政との協働を実現」
B2007年2月11日 大木悦子さん
「故郷の原風景を保全―里山景観、
       人々の暮らしの知恵伝えたい」
C2007年3月04日 田上新太郎さん
「好きな地で『懸け橋』に―
      『教えた若者たち
の活躍が夢』」
D2007年3月25日 笹村出さん
「『地場・旬・自給』を実践
 ―やっている活動が面白ければ人は集まる」
E2007年4月15日 松本淑子さん
「障がい児教育に尽くす―地域の中に作業・
            生活・学習の場を」
F2007年4月29日 中村道也さん「
自然再生の計画に知恵―季節のメリハリが
            いま感じられない」
G2007年6月17日 自然塾丹沢ドン会
「棚田復元に尽力―
   米づくりで農村風景再現」(ワイド版)
H2007年7月08日 上島国澄さん
「ものづくりの感動を―楽しさ、
        ワクワク感を子どもたちに」
I2007年7月29日 歴史と暮らしの体験学習「雨岳文庫」「古民家活用し地域づくり」」(ワイド版)
J2007年8月19日「地域に根を張る女性たち」
               (ワイド版)